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アドバイザー複数体制で臨んでいます。

2009年12月04日

中島隆著『ニッポン人脈記 魂の中小企業』

昨年9月のリーマンショック以来、
いまだに不況の影響は続いており、
特にこの年末を乗り切るのが厳しい中小企業も多いと聞いています。

それよりも以前から、不況状態の業界や企業も少なくないと思います。


中島隆著
『ニッポン人脈記 魂の中小企業』


ニッポン人脈記 魂の中小企業

ニッポン人脈記 魂の中小企業

  • 作者: 中島 隆
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/07/21
  • メディア: 単行本





この本は、
その下でも、自らが変わろうと頑張るとともに、
中小企業をめぐる環境づくりも志されている、
中小企業の社長さんや支援者の生の姿を書いたルポです。

例えば、こんな事例が書かれています。

◆大企業の不当な下請けいじめには、こちらから切り捨てる下請け企業


◆貸し渋り・貸しはがしに対して、やめさせる制度づくりを進めてきた社長さんたち


◆中小企業は全社一丸の体制が大事と、従業員にお金をたんまり使う経営者


◆ともに悩み、ともに行動してきた研究者や支援者(議員、専門家など)




この本を読むと、
経営改善のためには、自助努力だけではやはり限界があり、
中小企業自らが自らを守り、発展させていく
社会の条件づくり・環境整備が、本当に大切であると分かります。

何せ日本の企業のほとんどが中小企業であり、
技術ノウハウも中小企業が持っている日本ですから、
環境整備なくして、先は細る可能性が大なのです。



また、中小企業の経営にとって「知的資産」の重要性も分かります。

前述の下請け企業は、大きな取引先を切り捨てても、
新たに取引先を開拓するほどの技術を持っています。
(そのアピール努力・工夫も一朝一夕ではマネできないものです)

貸し渋りを止める環境整備をすすめてきた社長さんたちは、
日本の金融に対する深い思い、理念があります。

全社一丸体制(理念)の企業の経営者さんは、
それを具体的な形(マネジメント)として製造現場などで実践され、
そして業績に結び付けています。


理念、努力・工夫(マネジメント)、ノウハウ・技術が、
業績にも結びついているのです。



そういう生の事実を教えてくれる一冊です。
私も経営している者の一人ですので、
経営努力としても、生き方としても、とても参考になりました。

posted by 知的資産経営ナビゲーター at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍のご紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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